前回、自分を変えたい人へのコーチング①では、
自分を変えたいという方にまず必要なのは、
何をどう変えるのかを考えるために、
自分自身を知ることだという考え方について、
少し実例をあげてご説明しましたね。
今日はその続きです。
自分を知るために
先日も触れたことですが、
多くの方は自分について、
ぼんやりした印象しか持っていません。
そのぼんやりしたものを、
自分の中でもっと明確なものにしていかなくてなりません。
どうしたらいいのでしょうか?
難しいことのように感じるかもしれませんが、
実は簡単です。
以前ご紹介したのとほとんど同じで、
「記録する」のです。
何を記録するのか
日常生活を送る中で、
自分が好きだと感じたもの、
キライだと感じたもの、
とても嬉しいと思ったこと、
とても悲しいと思ったこと、
ロマンを感じたもの、
とても意味があると感じたもの、
あるいは意味がないと感じたもの、
得意だと感じたもの、
苦手だと感じたもの、
知りたいと思ったもの、
行きたいと思ったところ、
こういった物事について、毎日記録を取るのです。
たったこれだけのことですが、
1か月もすれば、立派なリストが出来上がります。
そして、これらの「証拠」に基づいて、
自分がどういう人間なのか、
以前よりもはっきりと見えてきます。
そしてそれに基づいて、
自分を変化させたいポイントや方向性も、
具体的に考えることができるようになるでしょう。
自己成長のためのコーチングにおいて、
クライアントにこのような作業を提案することも
できると思います。
活用できる機会がある時に、ぜひ活用してみてください。
次回は、自分を変えるための2つ目のポイントについてお話したいと思います。
どうぞ、お楽しみに!