こんにちは!
コーチングで世界に幸福を広げたいアセアジャパンの渡辺です。
今日は「幸福」ということについて少し触れたいと思います。
ある経営者とのコーチングで
先日、ある経営者の方とお会いしました。事業はとてもうまくいっています。
それでももちろん様々な課題があるので、そのコーチングもするのですが、
それ以上に、個人的な幸福の実現に関わるテーマのコーチングを行うことが多いです。
ビジネスはうまくいっていても幸福ではない他の経営者の方々を何人も見てこられ、
自分にもその危険を感じてコーチングの必要を覚えたとのことでした。
確かにそういう経営者は多いなぁと、私も色々な関わりの中で感じています。
経営者に限らず、
コーチングを受けたいと望まれる方々は様々なテーマを持っておいでになりますが、
その奥底には「幸福になりたい」という深い願いがあります。
「幸福」を願わない人など、いないですよね。
「幸福」の条件とは?
ところで誰もが幸福になりたいと願いますが、
何が人を幸福だと感じさせる条件なのでしょう?
ある人たちは「成功して裕福になる」とか
「理想的な異性と結婚!」などといったことを挙げるかもしれません。
多くの人は「そんなに単純じゃないから答えられないよ」と言うかもしれません。
もちろん単純ではないでしょうが、
実は、幸福を感じながら生きるための人類共通の条件が、
ある程度わかってきています。
ギャラップの調査結果
ギャラップという世界で最も有名な調査会社が
1950年代から150か国で調査を行ない、
世界人口の98%からのデータをまとめました。
その結果、人類が幸福だと感じながら生きるための普遍的要素が5つ、
浮かび上がってきたんです。
その要素とは・・・
1.「仕事における幸福」
仕事と言っても生計を支えるための活動とは限らず、ボランティア、子育て、勉強、
「心から好きで毎日していること」も含んでいます。
これらで充実感を得られているかどうかです。
2.「人間関係における幸福」
強い信頼と愛情でつながっている人間関係を持っている、ということです。
3.「経済的な幸福」
人生を支えるために不足しない程度に安定した収入があるか、
資産を有意義に使えているか、
効果的に管理運用できているかどうか、などです。
4.「身体的な幸福」
健康状態が良好か、日々やろうとしていることをするために十分なエネルギーに満ちているかどうかです。
5.「コミュニティの幸福」
住んでいる地域やコミュニティと「つながっている」感覚があるかどうか、
どれぐらい貢献感をもつことができているか、などです。
これらすべての要素がカバーされているほど、強くて確かな幸福感を覚えながら生きられるようです。
ちなみに、この5つの要素のすべてにおいてハイスコアを獲得している人は
全人口の7%だったそうです。
これは多いのか、少ないのか・・・(笑)
「幸福」についての話題は、これからも触れることが多いと思いますが、
今日はここまでにします。
ちなみにこの5つの視点は、
人生の課題を総合的にとらえるためにも、とても重要だと思います。
ぜひコーチングの参考にしてくださいね!