こんにちは!
コーチングを通して、人々が生き生きと変化していくのを見るのが大好きなアセアジャパンのコーチ渡辺です。
以前、「自分を変えたい人へのコーチング」について、
シリーズでポイントを4つほどお知らせしました。
自分を変えたい人へのコーチング①
自分を変えたい人へのコーチング②
自分を変えたい人へのコーチング③
自分を変えたい人へのコーチング④
本当はもうひとつポイントがあったのですが、
少しデリケートな内容なので、お知らせするかどうかを迷っていたんです。(^^ゞ
でも、前もって注意してもらうようにすれば、
参考になるかもしれないという意見をいただき、納得しました(笑)。
そんなわけで、
今日は「自分を変えたい人へのコーチング」のポイントの5つ目です。
ポイント⑤ 人間関係を振り返る
さて、自分を変えたい人が変化をモノにする前にやめてしまう理由はさまざまですが、
中にはそれが、人間関係に起因している場合もあります。
自分を変えようとして目標を立ててスタートするのですが、
なぜかそれをやめさせようとか、
たぶん無意識にですが、
邪魔しようとする人が周りに出てくるのです。
あるいは積極的に邪魔しなくても、
冷笑的に見たり、批判的な態度を取ったりします。
もしかしたらその人たちは、
自分も挑戦したけれど挫折したことがあり、
それが「あなただけ抜け駆けしないでよ」という思いを
無意識に持ってしまっているのかもしれません。
そういう人たちに囲まれていると、
初めは熱心に変わろうとしていた人も、
彼らの態度に影響されてだんだん失速し、
ついには変化をあきらめてしまう、
というふうになることも少なくありません。
人は、程度の差こそあれ、周りにいる人から大きな影響を受けるものです。
さて、どうしたらいいのでしょうか?
コーチとしてできること
コーチとしてできることのひとつは、
人間関係の影響力を手短に説明し、
どんな人と一緒にいると良いでしょうか?」
といった質問をクライアントに投げかけるということです。
クライアントは、
「自分も変化し続けているか、そこに向かっている人」とか、
「自分の変革を応援して励ましてくれる人」 等の答えをくれるでしょう。
そうしたら、
「どこで見つけることができるでしょう?」
などの質問で具体化していきます。
しかし、
「そんな人はいません」
「誰も応援してくれないように思います」
といった答えをされる方もいなくはありません。
そういう方は、
極端な行動を取ろうとしてしまうこともあるので、注意してくださいね。
例えば、急に引っ越せとか、職場を変えろとか、
そういうアドバイスをしているわけではないのに、
そういう行動をとってしまう、なんていう危険もあるんです。
本当にそれが必要な場合もあるでしょうし、
そんなことができれば大きな助けになるかもしれませんが、
物理的に一緒にいる人は変えられないのが普通です。
でも、もっと穏便にできることもあります。
穏便な方法① 新たな関わり作りをする
まずは、新たな関わりを作っていく ということができるでしょう。
そしてその人たちとの関わりにより多くの時間を充てることも可能でしょう。
具体的には、
・自己変革を続けている人を探して会ってみる
・すでに知っているならその人と時間を過ごすようにする または、
・同じような変革目標を持つ人たちのコミュニティに参加してみる
等のことができるでしょう。
もちろんこれに関しても、
「怪しい宗教団体」や「自己啓発サークル」にひっかからないように、
最大限の注意が必要ですが(笑)。 (←これけっこう大事な注意点)
穏便な方法② 心の仲間を入れ替える
物理的にではなく、
心理的に一緒にいる人、心の仲間を入れ替えることもできます。
ジャイアン流に言えば「心の友」を変えるというところでしょうか(笑)。
具体的なやり方はいろいろです。
・成長するという姿勢を身につけた人の本を読む
・変化を成し遂げていった人たちの映像を見る 等々
「どんな人が自己変革をし続けている人だと思いますか?」
「その人たちの映像や書籍など、
参考になりそうなものはどこで探せるでしょうか?」
そんなふうに質問してあげることもできるでしょう。
一緒にいる人をどのように変えていくかということは、
自己変革を成し遂げようとする時の大きなポイントです。
ですからコーチングでこれを扱うと非常にパワフルですが・・・(-_-;)
クライアントが、
現在の人間関係を壊してしまわないように、
変な人間やサークルと関わってしまわないように、
変な本に出合ってしまうことがないように、
かなり注意を払う必要があります!!(大声)
このように非常にデリケートな内容なので
以前ご紹介したポイントからは外したのですが、
人間関係の影響力を上手に活用するという視点は参考になると思いますので、
今回思い切ってご紹介したというわけです。
どうぞ注意点を押さえながら、ご参考になさってください!