自分を変えたい人へのコーチング④

toruみなさん、こんにちは!

人に変化と成長をもたらすのが大好きなコーチの渡辺です!

今回も自分を変えたい人へのコーチングについて書きたいと思います。

前回、自分を変えたい人へのコーチング③では、

2つ目のポイントである「不可能領域を狭める」ということについてご紹介しました。

本日は、このシリーズの最後のポイントになりますね。

人が変わるのに不可欠なものとは?

さて、人が変わるのに不可欠なものとは何でしょうか?

あなたの頭に浮かぶのはどんなことでしょうか?

たとえば、

コーチングによって変化のきっかけをつかみ、

変化の方向性が分かったとします。

そして変化のために何をすべきか、

実行すべきこともはっきりしたとします。

さて、これだけあれば人は変わるでしょうか?

そういうケースもあるかもしれませんが

実際のところは、ここから先が変化の肝なのです。

変化のためにすべきことというのは、

往々にして、実行がたいへんです。

たとえ簡単な行動だとしてもそうなのです。

ある管理職の場合

具体的な例を考えてみましょう。

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他の人になかなか感謝を表さないために、

職場で周りとうまくやれない管理職がいたとしましょう。

コーチングを通して自分の問題に気づき、受け入れ、

変化のためのアクションプランとして、

関わった人全員に「ありがとう」とひと言そえると決めたとします。

シンプルな行動ですね。

しかし、本人にとって簡単でしょうか?

これが意外と難しいであろうことは想像できますよね。

この管理職が、

変化を本当にモノにするために必要なのは何でしょう?

ポイント③ 実行の積み重ね

そう、実行の積み重ねです。

たいていの人はここでつまづいてしまうんですよね。

ダイエットにしろ、トレーニングにしろ同じで、

「変わりたい」という思いはあっても、

また「思い」のままで終わってしまうわけです。

私たちの人生はどれだけこの「お蔵入りした思い」で

あふれていることでしょうか?

ではどうしたら、実行を積み重ねることができるでしょう?

そう、ここでコーチの登場となるわけです!

積み重ねを助けるには

たとえば毎日コーチから電話がかかってきて、

5分ほどでも自分の実行具合について話さなければならないとしたら、

どのぐらい実行が促されるでしょう?

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これはもう、ぜんぜん違いますよね!

自分を変えたい方へのコーチングをする時は、

ぜひこの「フォローアップ」を取り入れるようにしてみてください。

必ず結果が変わってくると思いますよ。

変化には助けが必要

実際のところ、人が変わるというのは大変なことです。

それは、世界が少し変わるということです。

その人も世界の一部なのですから。

それをたった一人で成し遂げることができる人は、

そんなに多くないのです。

変化しようとする時、

私たちはいつも誰かの助けを必要としているものです。

そしてその助けを効果的に提供するのが、コーチの務めです。

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ますますたくさんの人の変化を、

そしてこの世界のより良き方向への変化を助けていきたいですね!

投稿者: 渡辺 亨

米国Creative Result Management 認定コーチ。 一般社団法人日本コーチング教育振興協会理事。