コーチ養成のミッションを持った渡辺です!
前回まで 自分を変えたい人へのコーチング① と
自分を変えたい人へのコーチング② では、
自分を変えるためにできることの1つ目のポイントである
「自分自身を知る」ということについてご紹介しました。
今日は自分を変えたい方に対するコーチングに活かせる、
2つ目のポイントをご紹介します。
ポイント② 不可能領域を狭める
それは何かといいますと、
ズバリ「不可能領域を狭める」ということです。
自分を変えたいと思っていても変えられない人は、
「変わるなんてどうせ無理だ」と、
心の中で、あるいは無意識にあきらめていることが多いのです。
当人が無理だと思っているのですから、
変化は当然起こりませんよね。
では、そのように考えている方が
「無理じゃないかも…」と思えるようになるには、
どうしたらいいのでしょうか?
不可能領域を狭める
その方法が「不可能領域を狭める」ということなのです。
不可能領域とは、その人の中で不可能だと思っていることすべてを指します。
小さなことから大きなことまで、いろいろあるでしょう。
たとえば、
「100メートル泳ぐなんて無理だ」とか、
「300ページの本を1日で読み終わるなんて無茶だ」
といった感じです。
自分を変えられないと感じている人たちは、
この「無理だ」と決めつけていることが
普通の人よりも多い傾向があります。
それをひとつでも減らしていくと、
本人の中で固定化していた
「無理だ」「難しい」という信念が揺らぎ始めます。
そして、「もしかしたらできるのかも…」という
希望を抱き始めるでしょう。
ですから、
こういう方々へのコーチングの中で、
何か小さなことでよいので、
「無理だ」「難しい」と感じていることに挑戦してもらい、
ひとつずつクリアする経験を重ねてもらうと良いのです。
コーチから提案というかたちにはなりますが、
何に挑戦するかは本人が決められますし、
多くのクライアントがこれで大きな変化を経験しているので、
参考にしてみてもよいのではないでしょうか。
次回は変化を効果的に助ける方法についてご紹介したいと思います。
どうぞ、お楽しみに!