コーチとして企業を訪問する時、会議のファシリテーションをすることもあります。
その際に重要なスキルのひとつが「波風」をマネジメントするスキルです。

日本の会社はなるべく波風を立てないことをよしとする傾向があるのですが、
行き過ぎると、起きた問題について話し合いにくくなったり、建設的な改善がしにくくなったりします。

ですから時には、怖がらずに「波風」を立てる必要があります。

もちろん、変に批判的になるのでも個人攻撃をするのでもなく、
上手に行わなければいけないですよね。

コーチはクライアントと誠実で建設的な関係を構築するプロです。

そこには信頼も好意もありますが、同時に正直な率直さもあります。

質の高いコーチングにはどちらも必要です。

すべて、クライアントがより良い未来を獲得できるようにするためで、
決して批判したり攻撃したりするためではありません。

会議のファシリテーションをする場合も、参加者一人ひとりと、
コーチング時にクライアントと関わるのと同じように関わります。

そうすると、会議は必ず前向きな結果をともなうものになりますし、
誰かがつるし上げられて終わるようなこともありません。

問題を隠さずに済み、意味と前進を感じられるような会議ができたら、
とても嬉しいですよね!

ACEAでは会議ファシリテーションの講座も実施しています。

ご興味のある方はオンライン受講も可能ですのでお気軽にご連絡下さいね!